歯列矯正の体験談 【裏側矯正】

今回は25歳の時から始めた歯列矯正の体験談をお話ししていきます。

現在32歳になり、治療は終了しました。

これから歯列矯正をしたいと考えている方へ向けて、僕の体験談が参考になりましたら幸いです。

費用について

僕が選択したのは裏側矯正です。

歯列矯正の中でも1番高額な方法です。

しかも通っていたのは、東京の赤坂にある某デンタルクリニック。

ですのでこれ以上高額なプランは存在しないと思います。

結論から申しますと、約200万円かかりました。

参考までに詳細を記しておきます。

裏側矯正(上下)基本料金 150万円

レントゲン代+骨格モデル作成費 3万円

アンカースクリュー4本 1万5000円×4=6万円

通院費(平均月1回、消費税は10%で計算しています。) 5500円×7年=46万2000円

合計 205万2000円

期間

期間は7年かかりました。

おそらくこれでも早い方です。

と言いますのも、僕は元々出っ歯だったので裏側矯正でスタートすると時間がかかってしまいます。

本当なら表側の矯正をしたほうが安い上に早かったのですが、仕事が接客業ということもあり、裏側矯正を選択しました。

注意点

ここからが本題です。

  • 歯医者さんに説明されたけれど深く理解できていない。
  • 歯列矯正を始めたけれど、これからどのような苦しみが待っているか心配だ。

このように思っている方ほど、参考にして欲しいと思います。

歯列矯正を始める前の方へ

1、最初に言われた期間よりも伸びていく

歯列矯正には第一段階と第二段階があります。

第一段階は歯にワイヤーを張って矯正をしていく期間です。

実際僕は、歯列矯正が終わる期間は2年〜3年と説明されました。

確かにワイヤー事態はその期間で取れるのですが、その後マウスピースを装着して矯正した歯の戻りを防ぐ期間があります

これが第二段階です。

この期間は正直歯列矯正の期間より長いです。

僕の4年半程かかりました。それだけ歯の位置が定着するまで時間がかかるということです。

歯医者さんは、患者の状況を見て少しづつ治療を進めていく傾向があります。

ですから患者にとってみれば、先が見えないこともしばしばあります。

それでも信じて進めるしかないので、ちょっと理不尽ですよね。

2、担当歯科医が違うことがある

これはどういうことかというと、院長先生が自分の歯列矯正をしてくれるわけではないということです。

どんなに腕の良い歯医者さんだとしても、歯列矯正に関しては資格のある方でなければ意味がありません。

これは事前に確認しておいたほうが良いです。

僕の場合は、このパターンにはまってしまいました。

院長先生のつもりで話を進めてきたのに、実際は違う歯科医が自分の歯列矯正に携わる、、、。

このショックは相当大きかったです。

3、レントゲン+型作りについて

歯列矯正を行うにあたって、今の自分の歯のモデルを作ります。

失敗が許されないことですから、モデルを見て方針を固めていくのですね。

これには結構な費用がかかります。

僕の場合は3万円でした。

しかも、出来上がるまで2週間程かかります。

まだやり直せる段階ですので、この期間にもう一度覚悟を決めておくのが良いと思います。

4、アンカースクリューについて

アンカースクリューという細いネジを歯に埋め込まれる場合があります。

詳しくは歯医者さんから説明されると思いますが、これもなかなか厄介です。

まず、歯茎を貫通して歯そのものに差し込むので痛いです。

歯列矯正し初めの頃はこの痛みと歯が移動している痛みで仕事に支障が出ました。

しかもドリルで、本当に先が尖っているネジを横から歯に埋め込んできます。

この作業事態も痛いです。

麻酔が効いている時も変な感覚がありましたし、麻酔が切れた後もじんじんします。

歯列矯正を開始した方へ

1、抜歯

顎の大きさに対して歯の数が多いと診断された方は抜歯します。

健康な歯を抜くわけですから、かなりの覚悟が必要です。

これをやってしまったらもう元へは戻れません。

抜く位置は歯医者さんが決めてくれるので、そこは従って大丈夫です。

ちなみに僕は院長先生に上下2本ずつ、計4本抜かれ、その後日を改めて歯科矯正専門の先生に矯正器具をつけてもらいました。

抜歯は止血が甘いとドライソケットという症状に陥ります。

これは僕も痛いほど経験しました。

要するに、血が固まらないうちに食べたり動いたりすると血が流れ落ち、神経が剥き出しになるのです。

痛いなんてもんじゃありません。

本当に気が狂いそうでした。

風が吹くだけで痛みで動けなくなります。

もしも通院先で抜歯をした際はお気をつけください。

通常は30分〜40分ほど安静にしていなければなりません。

おそらく僕が行っていたクリニックは患者さんがたくさんいたのでしょう。

15分ほどで帰されました、、、。

2、何を噛んでも痛い

これは抜歯が終わり、ワイヤーを取り付けてからのお話です。

初日はそうでもないのですが、2、3日経つと歯が移動してきます。

歯に大きな力がかかっているわけですから、何もしなくても痛いです。

神経剥き出しの痛さよりは我慢できますが、食べ物を噛む時も痛みがあるので満足に食べられません。

そしてストレスが溜まってきます。

僕が1番辛かったのは肉を食べられないことでした。

噛むことも引きちぎることも満足にできなかったので食事はほぼゼリー飲料。

噛めないので、牛丼をミキサーにかけて食べたことも、、、。

それでも半年程経過した時点で慣れてきたので少しづつ食べられるようになってきました。

食べられるといっても、例えば米はゆっくり慎重に数回噛んで飲み込むような状態でした。

僕はお腹も元々弱いので苦労しました。

3、ワイヤーが外れた後もマウスピースの装着を強いられる

数年後、やっとワイヤーが外れたと思っても第二段階が待っています。

マウスピースです。

このマウスピースを1日中装着するよう言われます。

食事や歯磨きの時には外すことができるのですが、その他は寝る時もつけっぱなしです。

慣れるとそこまで気にならなくなりますが、最初のうちは発音ができなくて困りました。

接客業だから裏側歯列矯正にしたのに、マウスピースでうまく話せなくなったら意味ないじゃん、、、と感じました。

このマウスピースの期間が非常に長いです。

正直こんなにかかるとは思わなかったです。

僕の場合は4年半かかりました。

もちろん通院費もかかるので、その分コストもかかります。

終わりが見えないのに通院費を払い続けるって、、、不安しかないですよね。

僕の4年半という期間を参考にして頂けましたら幸いです。

4、マウスピースが終わっても細いワイヤーが残る

あくまで僕の体験談ですが、第二段階に入った時点で先生が変わりました。

患者からするとこれまた不安でしかないです。

新しい先生の話を聞くと、上の歯はマウスピースで固定を促す形らしいのですが、下の歯に関しては強度がないので裏に細いワイヤーをつけるということらしいのです。

痛くはないので問題なかったのですが、これはいつ取れるのですか?と質問したところ、

「一生取れませんね」

と言われました。

こいつ本当に医者か?と思いました。

こうなるなら初めから説明しろよ、と。

仕方がないので今もついています。

番外編

歯列矯正をしていると、虫歯を治した方が良いと言われます。

抜歯した隣の歯が虫歯だった場合、この確率は高いです。

理由としては歯列が揃う前に対処した方が、新しく隣合う歯に虫歯が移る可能性がなくなるから、というもの。

これに関してはセールストークのような気もしました。

どうしてもと迫られた場合は従った方が良いと思いますが、それ以外は自己判断にした方が良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

個人的には歯並びが良いというのは一つのステータスに感じます。

しかし、そこには多くの覚悟が必要です。

特に痛みに関しては、想像を絶する痛みがきます。

それでも結果は満足のいくものにはならない可能性も確かにあります。

あまりに理不尽です。

しかし、僕の場合は歯列矯正をしてから自分の歯に自信を持てるようになりました。

ずっと出っ歯だったのですがそれも矯正され、これだけ時間とお金をかけたのだから大切にしようという気持ちも湧いています。

歯は一生モノです。

今から歯と向き合っておけば、将来年老いても自分の歯で食べ物を味わえる喜びも感じられることでしょう。

このように、歯列矯正には自分の習慣や内面を変化させる効果があります。

まずは歯医者さんに相談するところから始めてみませんか?